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第49回「木村伊兵衛写真賞」受賞者と「Gemini」

目次

写真界の”芥川賞”!木村伊兵衛写真賞の魅力とは?~巨匠・木村伊兵衛、心温まる浅田政志、そして最新の才能~

皆さんお疲れ様です。スタジオライフワークでは写真やデザインをはじめ、ラジオパーソナリティなど様々な取り組みを行っております。利用される方々も募集しております「ゼロからでもできる」ので遠慮なく見学などお越しください。

利用者の皆様、スタッフのみなさまいつもありがとうございます。kyosei君のお母さん、先日は「ミット打ち」「筋トレ」から高田延彦さんの「出てこいや」「かかってこいや」※1のように発展してしまいご迷惑をおかけいたしました。 沖縄を愛するように、心を打つものに目がありません。写真もその一つ。人の心を捉え、時を切り取る写真は、まるで魔法のようですよね。

※1「かかってこいや」の元ネタは、元プロレスラーで総合格闘家の高田延彦さんの定番セリフです。高田さんはPRIDE時代の開幕セレモニーで選手を紹介する際に、勢いよく紹介してほしいと求められて、アドリブで「出てこいや!」と言ったのが始まりです(geminiによる概要)

さて、本日は日本の写真界において最も権威ある賞の一つ、「木村伊兵衛写真賞」についてお話ししたいと思います。「写真界の芥川賞」とも称されるこの賞は、新人写真家の登竜門として、毎年大きな注目を集めています。

写真の巨人、木村伊兵衛とは?

まず、この賞に名を冠する木村伊兵衛(きむら いへい、1901-1974)氏について触れないわけにはいきません。木村氏は、日本の写真史を語る上で欠かせない、偉大な写真家です。

特に「ライカ」を駆使したスナップショットの名手として知られ、日常の何気ない瞬間や人々の自然な表情を捉えることに長けてとの事。彼の写真は、技巧的でありながらも、被写体への温かい眼差しが感じられ、観る者の心に深く響きます。戦前から戦後にかけて、激動の時代を記録し続けた彼の作品は、今なお多くの人々に影響を与え続けています。まるで、沖縄のエイサーが人々の魂を揺さぶるように、木村氏の写真も私たちの心に訴えかける力を持っていますね。

心がほっこり、浅田政志氏の『浅田家』

木村伊兵衛写真賞は、これまでに多くの才能ある写真家を世に送り出してきました。その中でも、自分が特に面白いと感じたのは浅田政志さんの作品『浅田家』。写真集を見てこんなにも笑った事はありませんでした。また映画化されてるので皆さんもご覧ください。浅田政志(あさだ まさし)さんは、第34回木村伊兵衛写真賞(2008年度)の受賞者です。

浅田政志

Asada Masashi

写真家。1979年三重県生まれ。日本写真映像専門学校研究科を卒業後、スタジオアシスタントを経て独立。2009年、写真集「浅田家」(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。2010年には初の大型個展、「Tsu Family Land 浅田政志写真展」を三重県立美術館で開催。2020年には著書の「浅田家」、および「アルバムのチカラ」(2015年赤々舎刊)を原案とした映画『浅田家!』が全国東宝系にて公開され、10年ぶりの新作、「浅田撮影局 まんねん」(2020年青幻舎刊)と「浅田撮影局 せんねん」(2020年赤々舎刊)を発表。新作個展「浅田撮影局」をPARCO MUSEUM TOKYOで開催した。(引用 写真家浅田政志https://asadamasashi.com/)

受賞作となった写真集『浅田家』は、私も拝見して、そのユニークさと温かさにすっかり魅了されました。映画化もされましたので知っている方も多いかと思います。浅田氏ご自身とご家族が、様々なシチュエーションになりきって撮影されたセルフポートレートは、消防士、ラーメン屋、バンドマン…と、見ているだけでブッと笑みがこぼれます。単なる記念写真ではなく、家族というコミュニティの絆や愛情、そしてユーモアが、一枚一枚の写真から溢れ出ているのです。写真でこんなにも「物語」を語れるのか、と感嘆いたしました。家族の温かさは、万国共通の宝物ですね。

最新の才能!今年の木村伊兵衛写真賞受賞者は?

木村伊兵衛写真賞は、常に新しい才能を発掘し続けています。 最新の第49回2025年発表の受賞者についてお知らせいたします。と色々調べたりしていた時に、あ!geminiに聞いてみようと思い質問したら、下記のような答えが!「いやいやgeminiちゃん、その方は第48回受賞者だよ」

なんでそうなるの?何度か正式なサイトの情報などをgeminiへ伝えるが間違いばかりの情報が!仕事面では大活躍だが君は日本の写真文化には疎いのか?プロンプトが悪いのかわかりませんが後日暇な時にでも調べてみよう。

第49回(2024年度)木村伊兵衛写真賞 受賞者

第49回「木村伊兵衛写真賞」は長沢慎一郎さんが受賞(リンク先朝日新聞)

長沢さんは1977年東京都八王子市生まれ世田谷区在住。日本写真芸術専門学校、10BANスタジオを経て、広告写真家・藤井保氏の元で4年半アシスタントを続け、2006年に独立。長く広告写真の分野で活躍し、2008年に東京都小笠原・父島の約100年前の欧米系島民の写真に衝撃を受けて撮影をはじめる。13年の年月を経て、欧米系島民のアイデンティティーをまとめた初の写真集『The Bonin Islanders』を出版し、2024年に受賞作を発表しました。米軍占領時代の父島での出来事をまとめたシリーズです。

長沢慎一郎ホームページ

下記作品

『Mary Had a Little Lamb』

長沢慎一郎

The Bonin Islanders

長沢慎一郎

過去から最新の受賞者の方々を拝見して見ますと、様々な学びがあります。皆さんも是非ご覧ください。

まとめ

木村伊兵衛写真賞は、木村伊兵衛氏の精神を受け継ぎながら、時代を映し出す新しい才能を発掘し、写真表現の可能性を広げ続けています。浅田政志様のようなユーモアあふれる作品から、蜷川実花(にながわ・みか)さんのような社会や内面を見つめる作品まで、その多様性も魅力の一つです。

これからも、木村伊兵衛写真賞からどのような新しい才能が登場するのか、注目していきたいですね。また木村伊兵衛さんの事も興味が湧いて止まらないのでいつの日か記事にしたいと思います。

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この記事を書いた人

machidaのアバター machida お祭り番長

「障がいがあってもあきらめない」「ゼロからでもできる」studio life work代表.
エイサー検定特級 介護福祉士 相談支援専門員 カメラマン 地謡。ソフトボール、野球が好き。バッターボックス内の緊張感がたまらない。 最近は長谷川唯、パク・ミニョンの立ち姿が綺麗なのは何故なのか?気になってしょうがない。革靴とヒールの「コツコツ」する音が大好物。短い睡眠で寝る瞬間までのパフォーマンスを維持したい。「ナッペ」ができるようになりたい。

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